広辞苑との付き合い方

新聞の広告で見かけたのだがまだ渡部昇一という人は広辞苑にからんでいる。以前にも谷沢永一とコンビで“広辞苑の嘘”という本を出していた。ここらの人のレベルになると一つの言葉から思想をも連想出来る人なんで自分から見て気に食わなければそれをネタに何ぞ書いてみようかとなったんだろう。ボクも電子辞書で広辞苑は日々何十項目とお世話になっている。ただ、詳しく知ろうとすれば広辞苑だけで済まないことになるので、この辞書はそれあたりを割り切ってると思う。それに言葉ってどんどん変わってゆくしね。

そもそも広辞苑にしろ、辞書ってのはツッコミどころがいっぱいなのである。ボクが中学生の頃に聞いていたラジオで“大橋照子(斉藤洋美)のラジオはアメリカン”とかでも辞書に文句をいうのは定番のネタで著者の金田一さんは“面白い人”になってました。カー雑誌のベストカーでも車の用語について調べて正誤をチェック、かなりいい加減なことがわかりました。

手元にもし国語の辞書があれば調べるというより、読んでみると面白い。別に歴史誤認を探すとかじゃなくて、ふだん使ってる言葉が面白い。例えば“北”を調べてみる。ボクのは電子辞書用のデジタル大辞泉だ。すると①「太陽の出る方に向かって左の方角」とある。正しいかもしれないか、言葉足らずでもある。また項目によっては長い文章で説明してあるものもある。長い文章であってもそれはわからない人にはやはりわからなく、知ってる人には物足りない説明になってる。

辞書とは内容もこれくらいだということで今後辞書と付き合いましょう。辞書=完全に正確ではないです。だいたい数年に一回のペースで改訂して言葉の変化についてゆけるはずはないでしょ。

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